大海原を眺めるガラスの透明感と先端の尖った方形屋根、
そしてなんと言ってもこの建物の特徴は木組みによる構造体です。
熱海に建つ 海と空を一望する絶景カフェ COEDAHOUSE 。
設計は新国立競技場のデザインで知られる建築家・隈研吾氏。
訪れた日はその名の通り、海も空も絶景でした。
四隅に鉄骨角柱があります。
とにかくそれら部材は ほそーい です。
4隅の先端を鋭く見せる工夫もあります。
心柱となる木組みの構成。
小建築ですがとにかく圧巻です。
一段下がった場所にトイレ、管理棟があります。
こちらは脇役ですから目立たなく佇んでいますがとてもシンプルで好感です。
屋根は流れに対して縦葺きでなく横葺きを縦に葺いてあります。
フラットな納まりはとても綺麗です。